どうやら今年の予備試験の一般教養で出題ミスがあったようで、救済措置を講じるか否かが検討されているようです。私が教えている学生のところにも、先週の金曜日に法務省から電話があったようです。
ただ、詳細は何も答えられないとのことのようでした。
言うまでもなく、予備試験は受験生の人生を左右する非常に重要な国家試験です。なので、出題ミスというのは基本的にはあってはなりません。
もっとも、人のやることなのでミスが生じることもまた事実です。なので、今回はその問題を選択して、かつ157点以上だった受験生を合格者として扱い、論文式試験でふるいにかけるというのが妥当な結論のように思えます。
電話がかかってきた受験生からすれば、自分が論文を受験できるのか否かという極めて不安定な地位に置かれています。法務省には、素早い対応を期待したいと思います。
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