予備試験の短答式での出題ミス。

司法試験・予備試験
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どうやら今年の予備試験の一般教養で出題ミスがあったようで、救済措置を講じるか否かが検討されているようです。私が教えている学生のところにも、先週の金曜日に法務省から電話があったようです。

ただ、詳細は何も答えられないとのことのようでした。

言うまでもなく、予備試験は受験生の人生を左右する非常に重要な国家試験です。なので、出題ミスというのは基本的にはあってはなりません。

もっとも、人のやることなのでミスが生じることもまた事実です。なので、今回はその問題を選択して、かつ157点以上だった受験生を合格者として扱い、論文式試験でふるいにかけるというのが妥当な結論のように思えます。

電話がかかってきた受験生からすれば、自分が論文を受験できるのか否かという極めて不安定な地位に置かれています。法務省には、素早い対応を期待したいと思います。

この記事を書いた人
ナオ

平成25年度の予備試験に合格。平成26年度の司法試験に合格。平成28年に弁護士登録。

都内で弁護士として実務に携わりながら、某大学法学部で司法試験、予備試験志望の学生のゼミで指導員をするとともに、司法試験予備校の論文答案添削など、司法試験の受験指導に積極的に取り組むサッカー大好き弁護士です。

個別受験指導もしています。

Twitter(https://twitter.com/nao_izumiya)

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