司法試験の論文答案作成にはルールがある

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今回の投稿は、多くの人にとって当たり前のことすぎて、投稿する価値があるのかと思いますが、実際にそこそこの確率で出会う答案についてです。

それは、特定答案として無効答案となってしまう答案です。

  • 青いペンで書く
  • 一行空けて書く
  • 欄外に勝手にコメントを書く

こういった答案は皆さんが思っている以上に多いと思います。

当たり前のことですが、答案作成には一定のルールがあります。それは例えば2時間8枚といった、時間的紙面的な制約のことですが、無効答案を書かないようにするという制約も当然あるわけです。

仮に、このような答案を作成したとしても、評価をしてくれる答練は多いと思います。

後は添削者が「これは特定答案で無効答案になってしまうから注意してくださいね」という注意喚起をしてくれるかでその人が気付けるかどうか決まります。私は、個人的には0点とすべきだと思いますが、実際はそうもいかないという実情があるのでしょう。

答案用紙には、答案作成についてのルールがしっかりと書いてあります。ルールを知っている受験生はそれほど気にしなくてもいいと思いますが、よくわからないのであれば、試験官の声に耳を傾け、注意事項を熟読すべきです。

よくわかってもいないのに、そういったことを疎かにすれば、本番で痛い目を見るのは自分自身なのだということを、強く意識してほしいです。

この記事を書いた人
ナオ

平成25年度の予備試験に合格。平成26年度の司法試験に合格。平成28年に弁護士登録。

都内で弁護士として実務に携わりながら、某大学法学部で司法試験、予備試験志望の学生のゼミで指導員をするとともに、司法試験予備校の論文答案添削など、司法試験の受験指導に積極的に取り組むサッカー大好き弁護士です。

個別受験指導もしています。

Twitter(https://twitter.com/nao_izumiya)

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