体調管理。

司法試験・予備試験
TambiraPhotography / Pixabay

今日は体調管理の大切さについて触れようと思います。

司法試験を受験される方は、特に体調管理に気を配らなければなりません。それは、現在の司法試験というのは中日を入れて5日間あり、しかも最終日に短答式が待っているという過酷な試験です。そのため、それに耐えられるだけの体力がなければ最後まで自分の力を最大限に発揮することができません。ですので、まずは万全の体調で試験に臨めるようにしてください。

予備試験を受験される方は、司法試験のように何日も受験するわけではありませんが、1日で数多くの短答の問題を解かなければなりません。したがって、その日1日は最後まで集中力を切らすことができませんので、やはり万全の体調で臨む必要があります。

今まで皆さんが勉強した成果を「最大限」発揮するのが本番でやるべきことなので、本番当日自分の力を100%発揮できなければ、今までの皆さんの努力が水の泡になってしまいます。だからこそ、体調を万全に整えるということは重要なのです。

また、試験直前期ということで夜遅くまで勉強されている方も多いと思いますが、試験当日は朝から試験が始まるので、朝しっかりと起きられるかも調整の一つとして要求されてきます。また、頭をある程度休ませないといけませんので、睡眠時間はある程度確保するべきです。ですので、そろそろ夜型の生活から朝方の生活に戻さなければなりません。

私自身は、試験直前まで夜型で朝起きるのが苦手だったので、試験の1週間位前から少しずつ寝る時間を早くして、起きる時間を早くしていきました。朝起きるのが苦手な方は、試験まではもう少し時間がありますので、少しずつ調整するのが良いと思います。いきなり戻そうとしてもなかなか難しいと思いますので。

最高の準備の中には、当然本番で自分の力を最大限発揮することが出来る状態にすることも含まれています。みなさんの努力を無駄にしないためにも、しっかりと体調管理をしてほしいです。

この記事を書いた人
ナオ

平成25年度の予備試験に合格。平成26年度の司法試験に合格。平成28年に弁護士登録。

都内で弁護士として実務に携わりながら、某大学法学部で司法試験、予備試験志望の学生のゼミで指導員をするとともに、司法試験予備校の論文答案添削など、司法試験の受験指導に積極的に取り組むサッカー大好き弁護士です。

個別受験指導もしています。

Twitter(https://twitter.com/nao_izumiya)

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