しゃーないの気持ち。

司法試験・予備試験
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今回の司法試験がダメだった人、志望のロースクールに行けなかった人等、自分の目標が達成できなかった人がいると思います。それでまだ再起動できていない人もいると思います。その時に、「しゃーない」と思えるかどうか、ここが一つ大きなポイントだと思います。

「しゃーない」という言葉を聞くと、何となく軽いイメージがありますが、この言葉の本当の意味は、「自分はあれだけやったんだから、あれでダメだったらしょうがない」ということです。

つまり、自分が後で振り返った時に、そこまで頑張ったのかといえるのかという位の努力をして初めて口にできる言葉なのです。そこまでの努力をできたのか、出来ていないとすれば、まだまだ自分は努力できるし、伸びしろもあると考えてもう一度頑張ってみようと思えると思います。

逆に、そこまでの努力をしたけどダメだった人は、なぜそこまでの努力が出来たのにダメだったのか、つまり、努力の量ではなく方向性に問題があったのではと考えることが出来れば、前向きかつ建設的な思考を始められると思います。

いずれにしても、再起動に際しては自分と向き合わなければなりませんから、それはとても大変な作業です。でも、一度失敗してそれを乗り越えてきた人は皆それをやっています。次のチャレンジの時に、「しゃーない」といえるように、日々の勉強を頑張っていきましょう。

この記事を書いた人
ナオ

平成25年度の予備試験に合格。平成26年度の司法試験に合格。平成28年に弁護士登録。

都内で弁護士として実務に携わりながら、某大学法学部で司法試験、予備試験志望の学生のゼミで指導員をするとともに、司法試験予備校の論文答案添削など、司法試験の受験指導に積極的に取り組むサッカー大好き弁護士です。

個別受験指導もしています。

Twitter(https://twitter.com/nao_izumiya)

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