記念すべき11回目の投稿

ロースクール
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目標としていた10回の更新を達成し、ほっと一息ついているところであります。

さて、そろそろ私大のロースクール入試が徐々に始まり、ロースルール受験生にとっては、勝負の時ですね。自分が望むノースクールに合格できることを、心より祈念しております。まずは、自分の実力を十分に発揮できるよう、しっかりとした体調管理をして、本番に臨みましょう。

昨今の司法試験受験生の減少やロースクールの撤退が相次いでいることから考えますと、今後司法試験の合格者が増えるということは恐らくないと思います。かなりの確率で今後減少していくことになるでしょう。

そうすると、結果が出ているロースクールとそうでないロースクールの差が今まで以上に顕著になると思われます。なので、出来ることであれば、合格率の高いローに進学することが、司法試験に合格するという観点から考えると、良いことだと思います。

来年以降にロー進学を考えている学生の皆さんは、これからロー入試のために勉強をしていかなければなりません。まずは適性試験(適性試験があるローを受験される方)の対策から入るべきでしょう。そして、既修者での入学を希望される方々は法律科目の勉強もしなければなりませんが、その時にどのような対策を採ったらよいかについて少し考えてみてください。

ロースクール側から入学者を選抜する際に、どのような人材を好むでしょうか。それは、基本的知識がある程度定着している人でしょう。なぜなら、既修で入学した場合、2年間しかないわけで、その中で多くの合格者を生まなければならないとすれば、今から基本的知識を入れなければならない学生ではなく、ある程度基本的知識が入っていて、後論文のトレーニングさえさせれば合格できるという学生が欲しいに決まっているからです。

論文のトレーニングというのは、学校側が課題を与えそれをやってきてもらうということである程度対応できます。しかし、基本的知識の定着は、学生自身がやらなければならないことで、学校側がタッチ出来るところではありません。

今後機会があればこの辺りについての意見も投稿させて頂きますが、要するに、学校側としては、ある程度基本的知識が定着している学生の方が、合格させやすいということです。なので、そのようなロースクールの要望に応えるためにも、基本的な知識の定着というのは、しっかりとやっておきましょう。

今年、ロースクールを受験される方、今は本当に大変だと思います。勿論ロースクールに入ってまた勉強しなければならないのですから、ここでおしまいではありませんが、今はロースクール受験生なのですから、ロースクールに合格することがゴールです。そのゴールめがけて、全力で駆け抜けてください。

この記事を書いた人
ナオ

平成25年度の予備試験に合格。平成26年度の司法試験に合格。平成28年に弁護士登録。

都内で弁護士として実務に携わりながら、某大学法学部で司法試験、予備試験志望の学生のゼミで指導員をするとともに、司法試験予備校の論文答案添削など、司法試験の受験指導に積極的に取り組むサッカー大好き弁護士です。

個別受験指導もしています。

Twitter(https://twitter.com/nao_izumiya)

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