個別指導体験記:司法試験合格者その1

個別指導体験記

今回は、大学生の頃から私のゼミに参加してくれ、卒業後は個別指導という形で携わっていた方が、司法試験の合格までに受けた私の指導について感想を寄せてくれたので、そちらを紹介します。

この方は、

  • 大学卒業後に東大ロースクールに進学
  • 既習2年次に予備試験に合格(3回目、論文二桁順位)
  • 既習3年次(2021年)に司法試験に合格(100位台で合格)

という経歴で、大学在学中から大学卒業後も、数人で大学時代のようなゼミを個別指導として行っておりました。

なお、このゼミの参加者は、今回紹介する方以外も全員が予備試験に合格しています。

合格者の声一覧

司法試験合格者の声

1 受講暦

私は学部生の頃から泉谷先生の指導を受けていました。法科大学院入試から予備試験、司法試験まで、泉谷先生からサポートを受けつつ乗り越えてきました。

2 指導を受けて良かった点

指導の内容は、答案を作成して添削を受ける、検討した問題についてゼミの中で議論をするというものでした。

答案の添削について、泉谷先生による添削はとても丁寧なものでした。また、添削について疑問があれば直接、質問をして疑問点を解消することができます。

添削コメントにおいて、答案がなぜ高く評価されなかったのか、自分の答案が抱える問題点はどこにあるのかなどを指摘していただきました。

添削を通じて、良い答案を作成するための手がかりをつかむことができたと思います。

3 ゼミについて

ゼミでは課題について対話形式で検討をしました。自分の考えを口頭で説明する練習として、役立ちました。

その意味でゼミの時間は単なるインプットの時間ではなく、自分の考えをまとめてアウトプットをする場としても位置付けることができます。

予備試験口述式試験を終えて振り返ると早い段階から対話形式に慣れておくことができて良かったと思います。

ゼミでは他の受講生の方の意見を聞くこともできます。

異なる意見を持つ人がなぜそのように考えたのか、それを意識して自分はどのように考えるのかなど、同じ問題に対して複数の視点から検討を進めることができました。

答案を作成したときの悩みを共有することもできます。また、問題文で与えられた事実のどこに着目をするのか、それに対してどのような評価を加えるのかなどを知ることもできます。

以上のような検討は答案の中のあてはめを考える際に役立ちました。

この方は大学時代からゼミに出てくれていて、卒業後も私の指導を受けたいと言ってくれました。

もちろん司法試験合格という結果はこの方自身が成し遂げたことではありますが、私の指導が司法試験合格の助けになったという声を寄せてもらえて、信頼に応えることができたと感じることができ、とてもうれしく思います。

この記事を書いた人
ナオ

平成25年度の予備試験に合格。平成26年度の司法試験に合格。平成28年に弁護士登録。

都内で弁護士として実務に携わりながら、某大学法学部で司法試験、予備試験志望の学生のゼミで指導員をするとともに、司法試験予備校の論文答案添削など、司法試験の受験指導に積極的に取り組むサッカー大好き弁護士です。

個別受験指導もしています。

Twitter(https://twitter.com/nao_izumiya)

ナオをフォローする
個別指導体験記
ナオをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました