久々の投稿となってしまいました。
最近、自分自身が実感することなのですが、最後は基礎に戻ってくる気がします。
例えば、ゴルフの練習をしていても、基本的なスウィングがあって、それがあったうえで状況に応じたショットを使い分けられるようになりますから、根っこにあるのは基本的なスウィングがしっかりできているかということです。
サッカーにしても、ボールを狙った所に蹴るためには正しい蹴り方で蹴らなければなりません。そして正しい蹴り方は、サッカーを始める上で一番最初に練習する基礎的なものですから、結局基礎的なものが技術の根底にあります。
司法試験も同じ
司法試験の勉強も一緒です。
応用的な論点が出題されたとしても、その問題を考えるにあたっては、基礎的な概念から出発から考えなければなりません。
というか、司法試験で問われる応用的な論点の多く(もちろん、知っておかなければならないものもあります)は、その知識を有しているか否かを問うというより、基礎的な概念から考えて、その基礎的な概念を「使えているか」ということが問われているので、基礎的な概念があることが前提となっています。
そうすると、基礎力のない受験生は、自分が知っている問題しか対応できない幅の狭い受験生となってしまいます。
どの世界のトッププレイヤーでも、基礎が出来ていない人はいないと思います。どれだけ高度な技術や知識を持っている人も、その前提・根底にあるのは基礎なのです。
大事なのは基礎的な事項です。基礎的な事項の習得は地味で退屈なものですが、そこを乗り越えられれば安定した実力が得られます。辛いかもしれませんが、頑張りましょう。
基礎、基礎、基礎。
徹頭徹尾、基礎的なことをやりましょう。
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