昨日予備試験の短答式の結果が発表されました。合格された方は残り1カ月程度で論文に向けて準備をしなければなりません。
もっとも、この段階で新しいことに手を出すことは余りにリスクが高すぎます。
例えば、今まで使ってきたテキストを読み直すことでインプットをしてもいいですし、論文のストックで勉強してきた人はそれを見返すことでも良いと思います。
要するに、この時点で新しいテキスト等で勉強することはやめた方が良いということです。
また、インプットをすることの本当の意味は、その知識を使って事案を処理することが出来るようになることです。
なので、単に規範を理解し記憶し表現できるようになるだけでなく、この問題が出たらこの規範を出してこのような点に意識しながら、事案を処理できるようになることを目的としましょう。
大事なのは事案を処理することであって、規範は事案を処理する上でのツールに過ぎません。なので、しっかりと表現できるのは当然として、処理手順をしっかりと習得しておきましょう。
短い期間で準備をしなければなりませんので、今までの勉強の進み具合が大きく結果に左右することは否めません。
しかし、ここの勉強次第で結果を変えることもできます。まずは、残り期間一生懸命努力することに尽力しましょう。
コメント