字は丁寧に。

司法試験・予備試験
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最近添削をしていて、どう頑張っても読めない字を書く受験生に出会うことが結構あります。その字が答案用紙いっぱいにあるだけで、気持ちがげんなりします。この経験から考えると、字が雑というのは、それだけでマイナスな気がします。

でも、ここで重要なのは「雑」な字がダメと言っているだけで、「下手」な字で読める・認識できる範囲であればOKなのです。上手い・下手というのは、個人差がありますしどうしても限界があります。

でも、字を丁寧に書くことは誰にでもできることです。

私だって、字は下手です。なので、下手な字を書く人に対してきれいに書け!とは言いません。ただ、読む人がいて、その人が読める・認識できる程度に丁寧に字を書くことを意識してほしいのです。

もちろん、時間のない中で雑になっていく気持ちはわかりますし、理解もします。ただ、最初から雑な字を書く人は、それだけで印象が悪くなってしまいます。

こう考えると、結局、どこまで読み手のことを考えて論文が書けるかという極めて基本的な所に立ち返ってくるのですよね。「読み手のことを考えて読みやすくわかりやすい文章を」をモットーに答案を書くようにしましょう。

この記事を書いた人
ナオ

平成25年度の予備試験に合格。平成26年度の司法試験に合格。平成28年に弁護士登録。

都内で弁護士として実務に携わりながら、某大学法学部で司法試験、予備試験志望の学生のゼミで指導員をするとともに、司法試験予備校の論文答案添削など、司法試験の受験指導に積極的に取り組むサッカー大好き弁護士です。

個別受験指導もしています。

Twitter(https://twitter.com/nao_izumiya)

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