かっこつけてる場合じゃない。

司法試験・予備試験
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この時期になると、いよいよ司法試験組は追い込まないといけない時期になると思います。もちろん、合格を目指して残り期間、精一杯努力してほしいと思います。

もっとも、この時期に短答式に不安のある方、時期的に短答と論文とどちらを勉強したらいいか悩む人もいると思います。こういった方に言いたいことは、「カッコつけないで短答の勉強をしなさい」ということです。

確かに、司法試験は短答と論文が一緒に行われ、勝負の土俵が論文にあることから考えても、論文の勉強をしていた方がカッコいいです。でも、自分が短答に不安があるのであれば、その不安を払しょくするべく最大限の努力をすべきです。なぜなら、短答式に通らないと論文が採点されないからです。

こういうと、「短答式に受かったとしても、論文に受からなければ意味がない」という反論をする方もいると思います。ただ、こういった反論をする人には「この時期に短答式に不安がある状態にしたのは誰なのか」ということを問いたいです。

結局自己責任なんですよ。短答式に受からないと、最終合格はあり得ないんです。それなのに、短答式に不安を残したのは誰なのか、それは自分自身なんです。

厳しいことを言うようですが、短答式にパスしなければ最終合格はあり得ません。短答式に自信がないのであれば、カッコつけないで短答式の勉強を一生懸命しましょう。

この記事を書いた人
ナオ

平成25年度の予備試験に合格。平成26年度の司法試験に合格。平成28年に弁護士登録。

都内で弁護士として実務に携わりながら、某大学法学部で司法試験、予備試験志望の学生のゼミで指導員をするとともに、司法試験予備校の論文答案添削など、司法試験の受験指導に積極的に取り組むサッカー大好き弁護士です。

個別受験指導もしています。

Twitter(https://twitter.com/nao_izumiya)

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