司法試験答練の答案添削への思い

司法試験・予備試験
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現在頂いているお仕事の関係上、学生(受験生)の答案を添削することがよくあります。年間で考えると、500通を超える数の論文答案の添削をしております。

時には、弁護士としての仕事が忙しく、手を抜きたくなることもあります。

でも、私は絶対に手を抜きません。なぜなら、それは一生懸命答案を書いた人に失礼だから。

一生懸命書いた答案を添削し評価するのが我々の仕事です。それを手を抜いてしまっては一生懸命答案を書いた人に失礼だと思うのです。だから手を抜くということはしません。

なぜこの点数なのか、どうすればこの答案が良くなるのか、それを一生懸命考えるのが我々添削者(採点者)に与えられた責務ではないでしょうか。

採点者が玉石混交と言われてしまう現状は残念でなりませんが、一生懸命添削してくださる先生方も大勢いらっしゃいます。その先生方のためにも、この責務を与えられた人は、手を抜かずにその責務を全うしてもらいたいと思います。

何より受験生のため、一人でも多くの受験生に合格してもらいたい。

この思いで日々答案と向き合っている添削者がいるということを忘れないで、受験生も一生懸命答案を書いてほしいと思います。ダメな添削者には、しっかりとNOが言えるシステムが出来るといいのですが・・・。

この記事を書いた人
ナオ

平成25年度の予備試験に合格。平成26年度の司法試験に合格。平成28年に弁護士登録。

都内で弁護士として実務に携わりながら、某大学法学部で司法試験、予備試験志望の学生のゼミで指導員をするとともに、司法試験予備校の論文答案添削など、司法試験の受験指導に積極的に取り組むサッカー大好き弁護士です。

個別受験指導もしています。

Twitter(https://twitter.com/nao_izumiya)

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