予備校の基礎講座について

司法試験・予備試験
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こんばんは。

4月になり大学生になり司法試験に挑戦しようと思っている方やロースクールに進学した方等、今年から司法試験の勉強を始める方も少なくないのかなと思います。その際に、司法試験予備校の基礎講座を利用するか否か悩む方もいらっしゃるのではないかと思います。

この点については、恐らく様々な意見があると思いますが、個人的な意見としては「基礎講座を受講できるだけのお金があるのであれば行った方が効率が良い」と思います。

初学者にとって、法律の入りの勉強というのは案外ハードルが高いと思います。

私個人も大学自体は経営学部で法律なんて全く勉強していなかったですし、法律なんて難しくてとても勉強できないと思っていましたが、基礎講座を受講したことで法律を楽しく興味深く学ぶことが出来、スムーズに勉強をスタートさせることが出来ました。

なので、自分一人でなかなか勉強するのが大変そうだという人で、かつ予備校に通うだけのお金がある人は予備校の授業を受けた方が、効率的に勉強できると思いますし、法律に対して抵抗なく勉強がスタートできるかと思います。

他方で、自分一人でもサクサク勉強できるよという人は無理して予備校に通う必要性は低いと思います。

予備校の基礎講座のメリットは、法律を分かりやすく学べることや受験指導に特化した法律学習が出来るといった所ですが、初学者にとっての一番のメリットは最初のハードルの高さを低くしてくれることだと思います。

なので、自分で勉強を始められる人、サクサク進められる人にとってはハードル自体が高くないわけですから、このメリットはあまり意味がありません。

もっとも、それでもわかりやすくて受験に直結する勉強が出来るというメリットはやはり大きいので、金銭的に余裕がある人は予備校を利用しても良いと思います。

よく予備校の講座は意味がないとかお金の無駄だとか言う人がいますが、それは余りに曲論だと思います。必要な人と不要な人がいることは事実だと思いますが、意味がないということはないと思います。

今悩んでいる方は、資金面と相談して、今は体験講義とかも用意されていますので、それも利用して一つの有り得る選択肢として考えてみるのも良いと思います。

この記事を書いた人
ナオ

平成25年度の予備試験に合格。平成26年度の司法試験に合格。平成28年に弁護士登録。

都内で弁護士として実務に携わりながら、某大学法学部で司法試験、予備試験志望の学生のゼミで指導員をするとともに、司法試験予備校の論文答案添削など、司法試験の受験指導に積極的に取り組むサッカー大好き弁護士です。

個別受験指導もしています。

Twitter(https://twitter.com/nao_izumiya)

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