司法試験受験生はいよいよ明日ですね。まずは自分の実力を存分に発揮できるように今日はしっかりと体調を整えましょう。
本番で一番やってはいけないことは、自分で自分の合否を勝手に決めてしまうことです。例えば、明日の一発目は選択科目ですが、選択科目の出来があまり良くなかったとしても、気にしないで次の科目に切り替えていきましょう。これは意外と難しいです。案外前の科目の出来を次の科目まで引きずってしまうことは起こり得ることです。
ただ、司法試験は相対試験なので、自分の出来が悪かった=低評価ということにはなりません。なぜなら、みんなもできなければ、そこで差がつくことはないからです。実際、私も初日にミスをしたと思いこんでかなり落ち込みましたが、蓋を開けてみれば初日が一番出来ていました。なので、自分で自分の結果を勝手に決めてしまうことには何のメリットもないのです。
重要なのは、淡々と一科目ずつ丁寧に処理していくことです。一科目毎に一喜一憂せずに、淡々と処理していってください。そして、絶対に最後まで諦めないでください。某漫画の台詞ではありませんが、諦めたらそこで試合終了です。
結果は或る意味どうでもよくて、最後まで諦めないで全力で駆け抜けられたかが大事です。なので、最後まで絶対諦めないで、全力で駆け抜けてください。司法試験が難しいのは当たり前です。でも、みんなにとっても難しいんです。だからこそ、最後まで諦めないでください。
また、予備試験組も短答式試験まで残りわずかとなりましたが、最後まで諦めないで準備をしてください。その頑張りは、仮に今年報われなかったとしても、頑張れたということがいつか活きてきます。直前期の伸びというのは時として凄まじいものとなります。ですので、最後まで諦めないで頑張ってください。
司法試験を受験される方、皆様の合格をお祈りしております。
「Boa Sorte!」
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