中日の過ごし方。

司法試験・予備試験
Marisa_Sias / Pixabay

司法試験を受験の皆様、まずは2日間お疲れ様でした。論文式試験も6科目を終え、刑事系を残すのみとなりました。色々思うことはあると思いますが、それは全部置いて、刑事系に臨みましょう。

さて、明日はお休みの中日です。この日は過ごし方がすごく難しいと思います。既に6科目終わっていることから微妙な解放感と解放されてはならんという抑圧感で、気持ちも落ち着かないと思います。

なので、まずは頭をしっかりと休めることを意識しましょう。実際肉体的にも精神的にも疲労はたまっていると思いますので、疲労回復を意識されるとよいと思います。

もっとも、全く勉強しないというのも精神衛生上宜しくありません。そこで、まずは刑事系の簡単な見直しをするとよいと思います。僕は、自分で作った論証集を軽く見返しました。ただ、論証の見返しくらいは土曜日の試験前にもできます。

そこで、目先を変えて、短答式の勉強も軽くしておくとよいと思います。私の頃はまだ短答式が7科目だったこともあり、土曜日に全てを見返すのは不可能だったので、中日にある程度目を通して、知識を確認するようにしていました。

なので、短答の勉強をするというのも一つかもしれませんね。ただ、これはあくまでも当日に刑事系を簡単に見返すことが出来る人にのみお勧めします。

長丁場の司法試験も、残すは刑事系と短答式のみです。実際に受験されたことのある方はご承知と思いますが、最終日の短答式の日は想像以上に脳が疲弊しています。なので、まずは中日でしっかりと休んで、その上で残りの試験を全力で駆け抜けられるようにして下さい。

終わったことは取り返せません。しかし、これから受ける科目はまだ取り返しがつきます。今まであまり出来が良くないと思っている方も、実際の点数というのは結果が出てみないと分かりません。なので、最後まで諦めないで、全力で駆け抜けてください!

この記事を書いた人
ナオ

平成25年度の予備試験に合格。平成26年度の司法試験に合格。平成28年に弁護士登録。

都内で弁護士として実務に携わりながら、某大学法学部で司法試験、予備試験志望の学生のゼミで指導員をするとともに、司法試験予備校の論文答案添削など、司法試験の受験指導に積極的に取り組むサッカー大好き弁護士です。

個別受験指導もしています。

Twitter(https://twitter.com/nao_izumiya)

ナオをフォローする
司法試験・予備試験
ナオをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました