今後の過ごし方(司法試験を受験された方)

司法試験・予備試験
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みなさん、昨日までお疲れさまでした。今は少し休んで次のステップに進む準備をしましょう。

まずは、司法試験を受験された方、本当に5日間お疲れさまでした。今はゆっくり休みましょう。そして、さっさと再現答案を作ってしまいましょう。再現答案の作成は、受験の時の自分と向き合う作業なので、はっきり言って苦痛です。悪い部分がどんどん見つかってきて、「あー書けばよかった」とかと思うものです。でも、そんなものはみんな一緒です。

良く考えてください。再現答案を作るとき、貴方はその問題を見るのは2回目で、何のプレッシャーもない、時間制限もない状況で見ているのです。

つまり、本番とは全く状況が違うのです。だから、ダメな部分が見つかるのはある種当たり前のことです。なので、そんなこと余り気にしないで(難しいと思いますが)、とっとと再現答案を作ってしましょう。時間が経てば経つ程、めんどくさくなりますし、再現率も落ちてしまいます。

再現答案は、試験結果がどちらにしても有意義なものです。合格すれば、この位の答案でこの評価、この順位という一つの目安になりますので、後輩や今年ダメだった人にとってはとても有意義な資料になります。

次に、余り考えたくないことですが、仮に今年自分がダメだった時に、その再現答案でどの程度の評価がついたのかというのは今後の指標となります。

以上から、再現答案は早めに作ってしまいましょう。辛い作業であることは間違いありませんが、それが終わればしばらくお休みして、短答式合格くらいまでは自分の好きな事をしてリフレッシュしてもいいと思います。

ただ、今年ダメだった時のリスクヘッジとして、勉強しない時間が余り長くなると、復帰までに時間がかかるので、少しずつでもいいので、短答式試験の結果発表の前後くらいから、少しずつ勉強を再開されるとよいと思います。

まずはしっかり休みつつ、再現答案に着手されると良いと思います。

この記事を書いた人
ナオ

平成25年度の予備試験に合格。平成26年度の司法試験に合格。平成28年に弁護士登録。

都内で弁護士として実務に携わりながら、某大学法学部で司法試験、予備試験志望の学生のゼミで指導員をするとともに、司法試験予備校の論文答案添削など、司法試験の受験指導に積極的に取り組むサッカー大好き弁護士です。

個別受験指導もしています。

Twitter(https://twitter.com/nao_izumiya)

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