時間が足りなかったのが原因ではない。時間が足りるような訓練をしてこなかったことが原因だ。
この言葉、「今でしょ」でお馴染みの林先生の言葉です。非常に良い言葉だと思いましたので、皆さんに紹介しようと思いました。
人は、当たり前のことですが、自分の出来ない部分や足りない部分を他人にあまり見せたがりません。
実際に、私が時間指定をして課題を与えても、とても時間内に書いたとは思えない答案を平気に提出してくる学生がいます。でも、それを続けていても、その学生は時間内に書き切るということがいつまで経っても出来るようになりません。
今できる必要はないのです。
寧ろ今はたくさん失敗して、自分で悩んで、たくさん工夫をしてほしいのです。まずは、出来ない自分をしっかりと受け入れることが大事です。
出来ないことを受け入れた上で、どうすれば出来るようになるのかを考える過程こそ、最大の成長のチャンスです。
このブログで何度も言ってきましたが、標記の林先生の言葉も、結局は、自己分析をして、すべきことをしっかりとすることを疎かにしてはならないということです。
そして、その出発点は、「今の自分を自分自身が受け入れる」ことだと思います。出来ない自分を受け入れない限り「出来る自分」は現れないと思います。
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