司法試験の短答を軽視しない!

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短答大丈夫ですか?

去年の9月にも短答の対策をしっかりしましょうという記事を投稿しましたが、司法試験・予備試験の短答まで4か月を切った今、再度注意喚起します。短答、大丈夫ですか~?

司法試験・予備試験、いずれにも言えることですが、去年の短答式試験をぎりぎりで突破した人、なめてると今年落ちますよ。

これは脅しでも何でもありません。真実です。考えてもみてください。去年ギリギリで合格した人、合格点があと5点高かったら落ちてるわけですよね。マークミスが1~3個くらいあったら落ちてるんですよ。

つまり、ギリギリで短答式に合格したということは「ちょっとした偶発的事情で結果は変わっていた」ということでもあるんです。だから、去年受かったからといって油断してほしくないのです。

短答式の力が落ちているかも

また、予備試験に合格して今年司法試験を受験される方、この方々も要注意です。

仮に短答式があまり良くなくても予備試験は論文に影響しないので、最終合格してしまえば、短答式が良くなかったことが目立たなくなりますし、短答式が悪くなかった人も、今は論文を中心に勉強していると思いますので、短答式の力が落ちている可能性があります。

短答式に合格できなければ、論文を採点してもらえない(受験できない)わけですから、短答式試験を軽視することは誤りです。確実に短答式を突破できるように、日々の勉強のどこかに短答式の勉強を入れるといいかもしれません。

例えば、その日の最初、または最後に必ず過去問を難問か解くといったことをするといいかもしれません。

天王山が論文なのは、合格圏内にいる人はみんな一緒ですが、まず確実にそこに行くために、短答式を疎かにしないで、今のうちからしっかりと準備をしておきましょう。

この記事を書いた人
ナオ

平成25年度の予備試験に合格。平成26年度の司法試験に合格。平成28年に弁護士登録。

都内で弁護士として実務に携わりながら、某大学法学部で司法試験、予備試験志望の学生のゼミで指導員をするとともに、司法試験予備校の論文答案添削など、司法試験の受験指導に積極的に取り組むサッカー大好き弁護士です。

個別受験指導もしています。

Twitter(https://twitter.com/nao_izumiya)

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